△
委員長報告に対する質疑
○議長(
中村義彦議員) これより
委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(
中村義彦議員) 質疑なしと認めます。 これで
委員長報告に対する質疑を終わります。
-----------------------------
△討論
○議長(
中村義彦議員) これより討論を行います。 まず、議案第2号、議案第5号から議案第8号まで、議案第11号、議案第21号、議案第23号の8件に対し、
岩見博議員から討論の通告がありますので、発言を許します。15番、
岩見博議員。 〔15番(
岩見博議員)登壇〕
◆15番(
岩見博議員) 議案の表決に当たり、討論を行います。 議案第2号、議案第5号、議案第6号、議案第7号、議案第8号、議案第11号、議案第21号及び議案第23号の8議案について、いずれも反対です。 議案第2号及び議案第5号に関わってですが、デジタル技術を地方自治体の事務事業の効率化を図るために有効に使っていくことは必要なことであります。 同時に、これまでも言ってきたことですが、誰が、何の目的で、どのように使うのかを明確にし、主権者である
市民の福祉の増進のために、個人情報やプライバシーの権利を守りながら取り扱われるようにしなければなりません。しかし、国は、自治体の
個人情報保護条例が官民の円滑な
データ流通の妨げになっているとして、個人情報の取扱いを国の
個人情報保護委員会に一元化するとしていることからも、マイナンバーカードにひもづけされた様々な個人情報が、本人の同意もなしに権力や民間企業に流用されるおそれが現実になってきていることを指摘しておかなければなりません。 議案第5号で、本町4丁目の市の駐車場を郵便局に貸し付けるとしていますが、当初の購入目的は旧北国街道を訪れる観光客のための駐車場ということでしたが、駐車場がなくて困るほどの観光客が訪れることがないことは初めから分かっていたことではありませんか。それにもかかわらず、
土地所有者から買ってほしいと言われたから買うなど、典型的な税金の無駄遣いではありませんか。こうした経過からも、もはや市が所有する理由が見当たりません。
固定資産税などの市税収入の利点からしても、
駐車場用地は郵便局に購入してもらうのが税金の無駄遣いをなくす最善の方法であり、
財政健全化の基本ではありませんか。 あわせて、本町3丁目の旧
大倉外科跡地の購入計画についてもきっぱりと止めることを改めて強く求めておくものであります。 新年度から
国民健康保険税の未就学児の均等割保険税の軽減策が始まりますが、引き続き対象を全ての子どもに引き上げるとともに、全額軽減が求められています。その一方で保険税の引上げが行われるものであり、認めることはできません。
コロナ禍で
後期高齢者の命と健康、生活をどう守るかが問われているときに窓口負担が2倍になるのは、冷酷な
自助努力政策そのものであります。国会審議でも、
コロナ禍で精神的にも経済的にも追い込まれている高齢者の負担増が受診抑制を招いていることが明らかになっています。今、政治がなすべきことは、減らされてきた
後期高齢者医療への国庫負担を増額し、高齢者を差別し際限のない負担増を強いる制度を廃止して、少なくとも元の
老人保健制度に戻すことを
日本共産党は求めています。 2000年度にスタートした
介護保険制度は今年、制度開始22年目となりますが、その期間はちょうど自公政権による
社会保障費削減路線の20年と重なってしまいました。自公政権は、
社会保障予算の自然増を毎年、数値目標を決めて削減する政治を続けています。 その中で介護の分野では、介護報酬の連続削減、1割負担の利用料の2割、3割への引上げ、介護施設の食費、居住費の負担増、要支援1・2の訪問・通所介護の保険給付外し、要介護1・2の特養入所からの締め出しなど、介護現場の苦難に拍車をかけ利用者、家族の負担を増やし、
介護サービスを受けにくくする制度改悪が連打されてきました。所得が低い
施設利用者の食費、居住費を軽減する補足給付についても、昨年8月から預貯金の要件を500万円に引き下げるなどで、より多くの低所得者に食費、居住費の負担増を押しつける再度の改悪を実行しました。これでは介護の基盤が脆弱になることは当然です。 家族の介護のために仕事を辞める介護離職は年間10万人に上り、介護をめぐる問題は、高齢者はもちろん現役世代にとっても重大な不安要因となっています。
コロナ危機は、介護、医療、福祉など人間の命を守るケアの重要性を明らかにし、それを粗末に扱う政治がいかに有害であるかを浮き彫りにしました。
日本共産党は、自助、自己責任や小さな政府の名で社会保障を切り捨てる新自由主義の政治を終わらせる、ケアを支える政治へ転換いたします。
下水道料金の引上げに反対です。 働く人の賃金が上がらないどころか、一般質問の中でも触れてきました3月3日に開かれた政府の
経済財政諮問会議で、2019年までの25年間で働き盛りの世帯の所得が100万円以上も減少していること、45歳から55歳では何と195万円も減少していることが明らかになりました。加えて、今年も年金が0.4%減らされます。やるべきことは、5,000円ばらまくことよりも、減らない年金にすることです。 原油の高騰によるガソリン、灯油の高騰、小麦粉、サラダ油などをはじめとするあらゆる食料品、日用品の値上げで家計は厳しい状況になっています。そうした中、国から、
公営企業会計の
独立採算制を基本に
下水道使用料で
汚水処理原価を回収するよう指導を受けているとして、
一般会計からの基準外繰入れを行わない一方で、条例改定で17%もの
下水道料金の値上げを行うのは、
市民の暮らしの実情を見ていないのではないかと言わざるを得ません。 90年代に本格化した新自由主義は、日本社会を人々に自己責任を押しつける冷たい社会にしてしまいました。強い経済をつくるといううたい文句とは反対に、
OECD加盟国の中での比較で、この30年間で日本の賃金の伸びは世界最低の賃金が上がらない国に、また、
OECD調査で、2020年までの7年間で
名目GDPの伸びは、アメリカの25%、ユーロ圏の14%に対して日本は僅か6%と、日本は世界で最も成長できない国になってしまいました。さらに、スイスのシンクタンクのIMDが発表した各国の
競争力ランキングでは、日本は90年代初めの世界1位から、最近では31位にまで落ち込み、競争力の弱い国になってしまいました。 このように、国民に自助の名による自己責任を押しつけてきた新自由主義がもたらしたのは、日本経済をもろく弱い経済にしてしまったということです。
日本共産党は、新自由主義を転換し、優しく強い経済への大改革を行うため、政治の責任で賃金が上がる国にすること、社会保障を削減から拡充に転換すること、富裕層と大企業に応分の負担を求め、消費税を5%に減税すること、
気候危機打開の本気で取り組むこと、ジェンダー平等の視点を貫くことを提案しています。 このことを申し上げ、討論を終わります。
○議長(
中村義彦議員) 次に、議案第2号、議案第5号から議案第8号まで、議案第11号、議案第21号、議案第23号の8件に対し、
馬場弘勝議員から討論の通告がありますので、発言を許します。6番、
馬場弘勝議員。 〔6番(
馬場弘勝議員)登壇〕
◆6番(
馬場弘勝議員) 私は、議案第2号及び議案第5号から議案第8号まで、また議案第11号、議案第21号、議案第23号の各議案について、原案に賛成の立場から討論を行います。 初めに、議案第2号令和3年度野々市市
一般会計補正予算(第11号)についてであります。 この予算案は、当初、
新型コロナウイルス感染症の影響を受けて減収を見込んでいた
市民税や
固定資産税などの上振れ分の増額、
生活保護費など不足が見込まれる扶助費などの
義務的経費の追加、事務事業の実績や
決算見込みによる各事業費の減額などの調整を行うための予算となっていることから、これを適正なものと認め、原案に賛成するものです。 次に、議案第5号令和4年度野々市市
一般会計予算についてであります。 この予算案は、新年度から実行に移してまいります第二次総合計画に掲げる将来都市像「かがやき無限大 みんなでつくる
インパクトシティののいち」の達成を目指すため、そのスタートとなるような予算となっていること、また、
財政健全化集中取組期間の2年目となる令和4年度において、さらなる
財政健全化を目指すため事務と事業に優先度を設定したほか、新たな財源の確保、合理化と効率化を意識するなど、これからを見据えた予算となっていることから、これを適正なものと認め、原案に賛成するものです。 次に、議案第6号令和4年度野々市市
国民健康保険特別会計予算についてであります。 この予算は、
コロナ禍における
減免措置等を講じつつ、保険税の
収納率向上対策に取り組むとともに、
重症化予防対策として
生活習慣病などの早期発見を目的とした
特定健康診査や
特定保健指導などの
市民の健康寿命を延ばすための事業を実施する予算であることから、適正なものと認め、原案に賛成するものです。 次に、議案第7号令和4年度野々市市
後期高齢者医療特別会計予算についてであります。 制度開始以来、石川県
後期高齢者医療広域連合が賦課する保険料の収納業務は、
コロナ禍における
減免措置等を講じつつ適切に行われており、
後期高齢者健診などの保健事業についても積極的に実施されるなど、制度の運営を円滑に行うための予算となっていることから、適正なものと認め、原案に賛成するものです。 次に、議案第8号令和4年度野々市市
介護保険特別会計予算についてであります。
認知症高齢者に対して、IoTを活用した地域見守り
ネットワーク事業に新たに取り組むなど、高齢者が安心して生活を続けるために必要な予算であることから、適正なものと認め、原案に賛成するものです。 次に、議案第11号令和4年度野々市市
公共下水道事業会計予算についてであります。
下水道経営の改善を図るため、
使用料改定を見込んだ予算であることから、適正なものと認め、原案に賛成するものです。 次に、議案第21号野々市市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてであります。 今回の改正は、未就学児に係る被
保険者均等割額の減額については
子育て世代の負担軽減のため、また、税率の変更については医療費の増加に対応した本市の
国民健康保険事業運営の安定化のために、適正なものと認め、原案に賛成するものです。 次に、議案第23号野々市市
公共下水道条例の一部を改正する条例についてであります。 今回の改正による
下水道使用料の改定は、独立採算の原則に基づき、持続可能な
下水道事業運営を行っていくために必要であることから、適正なものと認め、原案に賛成するものです。 以上、議案第2号及び議案第5号から議案第8号まで、また議案第11号、議案第21号、議案第23号の各議案に対し、賛成の意を表明し、討論を終わります。
○議長(
中村義彦議員) 次に、議案第18号に対し、
西本政之議員から討論の通告がありますので、発言を許します。8番、
西本政之議員。 〔8番(
西本政之議員)登壇〕
◆8番(
西本政之議員) 議案第18号に対して、討論いたします。 議案第18号に反対です。 この議案は、職員の月例給を実質55歳で昇給停止させるもので、賛成できません。 これまで本市は、55歳昇給停止を行ってこなかった少数派の自治体でありました。このことが職員の
モチベーション向上につながってきたことは、言うまでもありません。多少の労働環境の不備にも、55歳の昇給維持をしてくれているからと我慢して職務に励んでいる職員の姿を私は見てまいりました。今回、突然議案第18号が上程されたことは、そんな職員の気持ちを裏切るものです。 事前に職員組合に正式に打診がなかったことも大きな問題です。財政的な理由があるのかもしれません。その他様々な要因があるのかもしれません。それならば、そのことを事前に、丁寧に職員に対して説明するべきではありませんか。そうすることで、職員の
モチベーションを大きく下げることなく55歳昇給停止に移行できるのではないですか。その努力を怠った
労務管理者の責任は非常に大きい。良好な労使関係を壊しかねない、ゆゆしき行為です。 今回は一旦取り下げて職員に対して説明し、理解を得てから再度上程されてはいかがですか。いや、そうすべきだと思います。 以上の理由から、議案第18号に対して反対の意を唱え、討論を終わります。
○議長(
中村義彦議員) 次に、議案第18号に対し、
馬場弘勝議員から討論の通告がありますので、発言を許します。6番、
馬場弘勝議員。 〔6番(
馬場弘勝議員)登壇〕
◆6番(
馬場弘勝議員) 私は、議案第18号の議案について、原案に賛成の立場から討論を行います。 議案第18号一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてでありますが、平成24年の
人事院勧告において、50歳台後半層における官民の給与差を適正化するため、55歳を超える職員の昇給制度を見直す旨の勧告が出されました。 本市は、同規模の自治体に比べて職員数が少ないことを考慮して、これまで昇給制度の改正を見送ってきたところではありますが、見直しを実施していない自治体は県内では本市のみで、全国的に見てもごく少数となっております。 これまで本市が
人事院勧告を尊重し、国及び県に準じて給与改正を行うとしてきた基本的な方針及び、非常に厳しい
財政状況下にあって、
財政健全化を目指して給与制度を見直すと判断したことは、適正であると認め、原案に賛成するものです。 以上、議案第18号に対し、賛成の意を表明し、討論を終わります。
○議長(
中村義彦議員) ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(
中村義彦議員) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。
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△表決
○議長(
中村義彦議員) これより採決いたします。 議案第2号について採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(
中村義彦議員) 起立多数です。よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。
○議長(
中村義彦議員) 議案第3号から議案第4号までの2件を一括して採決いたします。 各案に対する委員長の報告は可決であります。各案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(
中村義彦議員) 起立全員です。よって、議案第3号から議案第4号までの2件は原案のとおり可決されました。
○議長(
中村義彦議員) 議案第5号について採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(
中村義彦議員) 起立多数です。よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。
○議長(
中村義彦議員) 議案第6号について採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(
中村義彦議員) 起立多数です。よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。
○議長(
中村義彦議員) 議案第7号について採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(
中村義彦議員) 起立多数です。よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。
○議長(
中村義彦議員) 議案第8号について採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(
中村義彦議員) 起立多数です。よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。
○議長(
中村義彦議員) 議案第9号から議案第10号までの2件を一括して採決いたします。 各案に対する委員長の報告は可決であります。各案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(
中村義彦議員) 起立全員です。よって、議案第9号から議案第10号までの2件は原案のとおり可決されました。
○議長(
中村義彦議員) 議案第11号について採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(
中村義彦議員) 起立多数です。よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。
○議長(
中村義彦議員) 議案第12号から議案第17号までの6件を一括して採決いたします。 各案に対する委員長の報告は可決であります。各案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(
中村義彦議員) 起立全員です。よって、議案第12号から議案第17号までの6件は原案のとおり可決されました。
○議長(
中村義彦議員) 議案第18号について採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(
中村義彦議員) 起立多数です。よって、議案第18号は原案のとおり可決されました。
○議長(
中村義彦議員) 議案第19号から議案第20号までの2件を一括して採決いたします。 各案に対する委員長の報告は可決であります。各案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(
中村義彦議員) 起立全員です。よって、議案第19号から議案第20号までの2件は原案のとおり可決されました。
○議長(
中村義彦議員) 議案第21号について採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(
中村義彦議員) 起立多数です。よって、議案第21号は原案のとおり可決されました。
○議長(
中村義彦議員) 議案第22号について採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(
中村義彦議員) 起立全員です。よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。
○議長(
中村義彦議員) 議案第23号について採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(
中村義彦議員) 起立多数です。よって、議案第23号は原案のとおり可決されました。
○議長(
中村義彦議員) 議案第24号から議案第28号までの5件を一括して採決いたします。 各案に対する委員長の報告は可決であります。各案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(
中村義彦議員) 起立全員です。よって、議案第24号から議案第28号までの5件は原案のとおり可決されました。
-----------------------------
△議案の上程
○議長(
中村義彦議員) これより日程第3として、本日市長から追加提出のあった議案第30号を議題といたします。
-----------------------------
△提案理由の説明
○議長(
中村義彦議員) 市長から提案理由の説明を求めます。粟市長。 〔市長(粟貴章君)登壇〕
◎市長(粟貴章君) 本日、追加で提案させていただきました議案についてご説明を申し上げます。 議案第30号令和4年度野々市市
一般会計補正予算(第1号)についてでございます。 今回の補正は、長引く
新型コロナウイルス感染症により大きな影響を受けている事業者の皆様へ、
新型コロナウイルス感染症緊急経済対策として本市独自の支援金「野々市市事業復活緊急支援金」を創設するものでございます。 この野々市市事業復活緊急支援金は、現在実施されております国の事業復活支援金と県の石川県事業復活支援金の支給を受けた市内の事業者に対しまして、法人で最大20万円、個人で最大10万円を支給するもので、これに係る経費として8,600万円を計上いたしました。 また、本市では現在、県の営業時間短縮要請に応じた飲食店に支給される石川県
新型コロナウイルス感染拡大防止協力金の支給額の10分の1を飲食店時短営業支援金として独自に支給しているところでございます。 今般、
新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措置の実施期間の延長に伴い、県の営業時間短縮要請期間が延長されましたので、この期間も支援金の支給の対象といたしたく、これに係る経費として2,500万円を計上いたしました。 これらの事業の執行に当たりましては、国の
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を最大限に活用するとともに、財政調整基金を繰入れすることにより、収支の均衡を図るものでございます。 これにより、歳入歳出それぞれ1億1,100万円を追加し、予算総額を190億6,100万円とするものでございます。 以上、追加議案につきましてご説明申し上げましたが、何とぞ慎重にご審議の上、適切なるご決議を賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。
-----------------------------
△質疑
○議長(
中村義彦議員) これより質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(
中村義彦議員) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。
-----------------------------
△委員会付託
○議長(
中村義彦議員) ただいま議題となっております案件は、お手元に配付いたしてあります議案付託表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。
-----------------------------
△休憩
○議長(
中村義彦議員) この際、暫時休憩いたします。 午後2時43分休憩
-----------------------------
△再開 午後3時45分再開
○議長(
中村義彦議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議案第30号を議題といたします。
-----------------------------
△
委員長報告
○議長(
中村義彦議員) これより
委員長報告を行います。 委員会に付託いたしました案件につきまして、委員長の報告を求めます。
予算決算常任委員会委員長、
大東和美議員。 〔
予算決算常任委員長(
大東和美議員)登壇〕
◆
予算決算常任委員長(
大東和美議員)
予算決算常任委員会における審査の経過と結果につきまして、ご報告申し上げます。 当委員会に付託されました案件は、議案第30号令和4年度野々市市
一般会計補正予算(第1号)についての議案1件であります。 本案件につきまして、委員全員の出席を得て委員会を開催し、教育長をはじめとする
関係部課長から詳細なる説明を聴取し、慎重に審査を行いました。 当委員会に付託されました議案第30号につきましては、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、当委員会に付託されました議案につきまして、その審査の経過と結果をご報告申し上げ、
予算決算常任委員会委員長報告を終わります。
-----------------------------
△
委員長報告に対する質疑
○議長(
中村義彦議員) これより
委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(
中村義彦議員) 質疑なしと認めます。 これで
委員長報告に対する質疑を終わります。
-----------------------------
△討論
○議長(
中村義彦議員) これより討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(
中村義彦議員) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。
-----------------------------
△表決
○議長(
中村義彦議員) これより採決いたします。 議案第30号について採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(
中村義彦議員) 起立全員です。よって、議案第30号は原案のとおり可決されました。
-----------------------------
△議会閉会中の継続審査
○議長(
中村義彦議員) これより日程第4として、各委員会の閉会中の継続審査の件を議題といたします。 各委員長から審査中の件につき、お手元に配付のとおり継続審査の申出がありました。 お諮りいたします。各委員長からの申出のとおり、閉会中の継続審査とすることにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
中村義彦議員) ご異議なしと認めます。よって、各委員長からの申出のとおり閉会中の継続審査とすることに決しました。
-----------------------------
△休憩
○議長(
中村義彦議員) この際、暫時休憩いたします。 午後3時48分休憩
-----------------------------
△再開 午後4時00分再開
○議長(
中村義彦議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ----------------------------
△議事日程の追加
○議長(
中村義彦議員) さきの休憩中に、副議長、北村大助議員から副議長の辞職願が提出されました。 お諮りいたします。この際、副議長の辞職の件を日程に追加し、議題とすることにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
中村義彦議員) ご異議なしと認めます。よって、この際、副議長辞職の件を日程に追加し、議題といたします。 ----------------------------
△副議長の辞職
○議長(
中村義彦議員) 地方自治法第117条の規定により、北村議員の退場を求めます。 〔5番(北村大助議員)退場〕
○議長(
中村義彦議員) まず、事務局長に辞職願を朗読させます。
----------------------------- 令和4年3月24日 野々市市議会議長 中村義彦様 野々市市議会副議長 北村大助 辞職願 このたび、一身上の理由により、副議長を辞職したいので許可されるよう願い出ます。
-----------------------------
○議長(
中村義彦議員) お諮りいたします。北村大助議員の副議長の辞職を許可することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
中村義彦議員) ご異議なしと認めます。よって、北村大助議員の副議長の辞職を許可することに決しました。 北村議員の入場を許します。 〔5番(北村大助議員)入場〕 ----------------------------
△前副議長退任挨拶
○議長(
中村義彦議員) 北村大助議員から発言を求められておりますので、これを許します。 5番、北村大助議員。 〔5番(北村大助議員)登壇〕
◆5番(北村大助議員) 退任に当たり、発言の機会をいただきました中村議長に深く感謝を申し上げます。 令和3年度、この1年間、野々市市に限らず、石川県、日本国、世界において激動の一年であったのではないかと感じております。そういった中、議員各位のご指導とご鞭撻、そしてご協力の下、職務の遂行を行うことができました。この場をお借りいたしまして、厚く御礼を申し上げます。また、地元の後援会の皆様には変わらぬ力強いご支援を賜りました。この場をお借りいたしまして、厚く御礼を申し上げます。 また、粟市長をはじめ執行部の皆様には、地方議会の健全なる二元代表制、これが健全に堅持されました。改めて厚く感謝を申し上げますとともに、ご指導いただきましたことに重ねて御礼を申し上げたいと思います。 退任後は初心に返り、公約の実現に向けましてまた一歩一歩、残り限られた任期ではございますけれども、一つでも公約の実現に向けて取り組んでいく所存であります。 甚だ簡単ではございますけれども、結びに、野々市市のますますの繁栄を祈念するとともに、野々市市議会のさらなる飛躍の一年でありますことを心からご祈念申し上げ、退任の一言、ご挨拶とさせていただきます。 本当にありがとうございました。 ----------------------------
△議事日程の追加
○議長(
中村義彦議員) ただいま副議長が欠員となりました。 お諮りいたします。この際、副議長の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
中村義彦議員) ご異議なしと認めます。よって、この際、副議長の選挙を日程に追加し、選挙を行います。 ----------------------------
△副議長選挙
○議長(
中村義彦議員) 選挙は投票により行います。 議場の閉鎖を命じます。 〔議場閉鎖〕
○議長(
中村義彦議員) ただいまの出席議員数は15人であります。 投票用紙を配付させます。 〔投票用紙配付〕
○議長(
中村義彦議員) 投票用紙の配付漏れはありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(
中村義彦議員) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。 〔投票箱点検〕
○議長(
中村義彦議員) 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。 投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票をお願いします。 点呼を命じます。 〔氏名点呼、投票〕
◎議会事務局長(清水実君) それでは、氏名を呼び上げます。 1番 梅野智恵子議員、2番 朝倉雅三議員、3番 小堀孝史議員、4番 向田誠市議員、5番 北村大助議員、6番
馬場弘勝議員、7番
安原透議員、8番
西本政之議員、10番
杉林敏議員、11番 辻信行議員、12番 早川彰一議員、13番 土田友雄議員、14番
大東和美議員、15番
岩見博議員、9番
中村義彦議員。
○議長(
中村義彦議員) 投票漏れはありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕